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こどもの病気

下痢

 下痢は様々な原因により腸の働きが低下し、水分の吸収が出来ずに体内の水分が腸に出て水っぽくて形のない便が出る状態です。子供の下痢の大部分はウイルスによる感染性下痢症ですが、細菌による感染性下痢症や食中毒、抗生剤による下痢などもみられます。下痢はその原因に対する治療が大切ですが、子供の下痢で注意しなければいけないのは脱水の予防と治療です。おしっこの量が極端に減ったり、皮膚のはりがなくなったり、顔色が悪くぐったりしてきたら脱水症が進んでいる証拠です。脱水が進んでくると点滴での水分補給が必要となり、入院が必要になることもあります。特に下痢に嘔吐や熱を伴う場合には脱水症が早く進むので注意が必要です。下痢は体にとって悪いものを体外へ排泄するという、ある意味体の防衛反応ですので、最初から下痢止めを使わない方が良いと考えられています。特に細菌による下痢の場合には下痢止めを使うことには慎重になったほうが良いと考えられます。
  ご自宅での対処法ですが、母乳はそのまま続けてもかまいません。ミルクの場合は少し薄めましょう。ただ、薄め過ぎると味が変わり、飲んでくれないことがあります。離乳食は重湯、おかゆ、リンゴのすりおろし、野菜スープ、みそ汁のうわずみ、番茶などをあげてください。下痢が良くなってきたら、お粥、うどん、豆腐、白身の魚、など消化によいものを便の状態をみながら食べさせてあげましょう。牛乳や脂肪の多いもの、糖質の多いもの、香辛料は控えましょう。水分補給には市販されている乳幼児用の下痢用イオン水が良いでしょう。
  元気がない時や先に述べた脱水症状が進んでいるとき、熱が出たり、便に血が混ざるときや白い便が出たり、便から酸っぱいにおいがするとき、強くおなかを痛がる時には早めに小児科を受診しましょう。
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